オタクしてて同族嫌悪になりがちだったときの話
ふとした時に、他のオタクに対して否定的な感情を持ってしまった経験のある人も多いのではないでしょうか?今回は、オタクの同族嫌悪について少しだけ自分の意見も含めて書いてみました。
公開日:2024.05.02更新日:2024.04.25
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他のオタクのことをなんとなく良く思えない…
推し活をしていると、他のファンの存在が気になったり、時にモヤモヤしたりする経験がある人もいるはず。
私もそうゆう経験がありましたが、そのときは別に同担のことを嫌いになりたいわけじゃないし、リアコだからとかでもないのに、なぜか同担のことをよく思えなくて、そんな自分が嫌になる、、みたいな負のサイクルに入ってたなって思います。
周囲から見たらいわゆるただの同族嫌悪だったり同担拒否なオタクかもしれないけど、全然そうなりたいわけではなかったです。
今回の記事では、同族嫌悪になりがちな理由とか、そうなって辛くなったときに少しだけ思い出してほしい考え方とかを自分なりにまとめてみました。
そもそも「同族嫌悪」って何?
そもそも「同族(どうぞく)」とは、家族や友人・性格や趣味が似ている人など、自分と共通点の多い人のことを指します。そして「同族嫌悪(どうぞくけんお)」は、自分と同じ趣味・性質を持つ人に対して抱く嫌悪感のことをいいます。
自分と近しい部分があるからこそ、目についてしまうこの同族嫌悪。同族嫌悪が起こる理由も人によって様々なので、自分はどれに当てはまるかチェックしてみてはいかがでしょうか?
わたしが同族嫌悪になりがちだった4つの理由
①自己肯定感が低い
多分、全ての原因はこれ1つだと思います。
自己肯定感が低いというか、自分のことが嫌いだからこそ、自分と何か一つでも共通点がある人を見ると自分の鏡みたいになってて、自分のことが嫌いという気持ちをその鏡に当ててしまっていたんです。
特に自分の中で一番好きなものである推し活で、推しが同じだとその自己肯定感の低さから生まれる自己嫌悪が同族嫌悪になってしまっていました。
②嫉妬心が強い
無意識のうちに自分の鏡と認識している人が、自分よりもファンサをもらえていたり、自分の理想としているようなSNSでのキラキラした生活をしていると、より強く嫉妬心を持ってしまいます。
嫉妬してしまっている自分が嫌いだし、その嫉妬心でさえ自分の自己肯定感の低さが原因なのに、それを解決できないから、相手への嫌悪に少しずつ変わっていってしまうのです。
④競争心が強い
そして、嫉妬心が強くなっていくと、競争心が生まれてオタクによくありがちなマウント合戦に繋がっていくんだと思います。
ただ同じ人を推しているというだけなのに、自分と似ている人と認識してしまっていて、だからこそ、その人より優位に立ちたい意識が高くなります。その結果、同族=ライバルという認識になり、同族嫌悪に繋がってしまいます。
同族嫌悪な自分が嫌になったときに思い出して欲しいこと
同族嫌悪に陥らないための一番の方法は、自己肯定感を上げることにあります。自分で自分のことを肯定してあげられるようになれば、相手のことも肯定できるようになり、精神的にも余裕が生まれてきます。
相手のことを肯定できるようになれば、相手の嫌な部分ばかりが目についてモヤモヤすることもなくなります。
でも自己肯定感を上げることは簡単にできないし、自己肯定感という言葉を意識している時点で自己肯定感が高いとは言えないのかなと思っています。
だから、自己肯定感が低い自分ごと少しでも良いから受け入れてあげて、何か小さなことでもできたときには自分を思いっきり甘やかすこと、そのときだけは周囲と比較せずにとにかく自分を心から褒めること、それが一番大切です。
自分らしく推し活を楽しもう♪
いかがでしたか?今回は、オタクの同族嫌悪についてご紹介しました。
世間的には同族嫌悪とか同担拒否とか、過激なオタクなイメージで良い印象を持たれないかもしれません。
でも、全員がそうかはわからないけれど、そういう心理状態な自分が嫌で自分のメンタルをどんどん悪い状態に陥らせてしまうほど悩む人もいることが少しでも伝わればいいなと思っています。
もちろん、自分が辛いからといって誰かに不快な思いをさせることを肯定しているわけではありません。ただ、そういう人がもし身近にいたら、最初から全否定するのではなく、可能なら少しだけ気持ちに寄り添ってあげてみて欲しいです。