推し活女子の7割が「推し疲れ」を経験!原因と解決方法
推し活をしてると良いこともたくさんあるけど、その分他のオタクと比べたり、推しに色々な報道があったりして、推し活に疲れた....って感じる瞬間も長くオタクをしてるとあるはず。今回の記事では推し疲れに関するよくある原因や解決方法についてまとめてみました。
公開日:2023.04.11更新日:2024.02.18
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推し活に疲れたことがある人は7割以上!推し活疲れの調査データ
「推しは尊いはずなのになんかつらい…」そう思うのはあなただけじゃありません。実は、otalabの調査によると推し活に疲れてしまう“推し疲れ”を感じている人は、7割以上もいるということが明らかになっています。
推し活疲れは積んだお金よりかけた時間に比例する!
調査の結果分かったのは、推しに時間をかけた人ほど推し活疲れをしやすいということ。お金は限られる部分もありますが、時間の消費は誰でもできてしまいます。中にはプライベートの時間の8割以上を推しに割くという人もいて、推し活に割く時間が多ければ多いほど推し活疲れを経験している人の割合も高くなっています。
推し活疲れを感じる瞬間ってどんなとき
推し活疲れを感じる瞬間は、「推し活資金を確保することに疲れた」という理由が1位。次に「毎日毎日たくさんの情報を追うことに疲れた」「他のファンとのめんどくさい人間関係に疲れた」という理由がランクインしています。
推し活疲れ経験者が多いオタクジャンルは「Vtuber」
人によって推している相手はさまざまですが、推し活疲れを経験した人が推している相手の中で最も多かったのはVtuberでした。Vtuberはリアルタイムでやりとりできる機会が多いため、俳優やアイドルよりも身近に感じやすく、つい夢中になってお金や時間を多く消費してしまうことにつながります。
推し疲れの主な3つの原因
推し活疲れの原因には、主に3つあります。推し活疲れは単に「お金や時間がかかってつらい」というだけではありません。以下で、原因について詳しくみていきましょう!
原因①推し活が義務に感じてくる
推すことを義務と考えてしまっている人はいませんか? はじめは推しが好きな気持ちでお金や時間をかけていたのに、いつの間にか「推しなんだから、買わなきゃいけない」「推してるんだから、見ないといけない」など、「〇〇しないといけない」と”義務”のようになってしまうことがあります。義務になってしまうと、知らず知らずのうちに自分を犠牲にしてしまうことになり、結果「疲れた…」「好きなはずなのにつらい…」という状態になってしまいます。
原因②お金が足りない
オタクなら「グッズ購入やイベント参加は当たり前!」と考えている人も多いでしょう。無理のない範囲で課金するのが理想ですが、推しのものならなんでも買いたくなってしまうのがオタクの性(さが)。はじめは「好きだから関係ない!!」と思っていても、課金を続けるうちにお金が追いつかなくなり、資金の捻出に疲れてきてしまう人も多々います。
原因③同担との比較
推し歴の長さや積んだ額を同担と比較をして、「自分はこの子よりも浅いんだ…」とつらい気持ちになる人もいます。可愛い同担の多さに病む人も。また、同担拒否の人やガチ恋の人にとっては、そもそも同担がいることすらストレスになることもあります。
推し疲れの具体的な8つの事例
ここでは、推し活疲れの具体的な事例を8つ紹介します。
事例1.熱愛・結婚・脱退・解散・サ終
推しの熱愛報道が出たり、結婚してしまったり、ときには脱退・解散・サ終してしまったりすることも…。オタクにとっては推しに裏切られたようなもので、悲しさやら怒りやらで推す気力がなくなり、推し疲れにつながります。
事例2.推しの供給にお金が追いつかない
推しの供給はオタクにとってなによりのご褒美ですが、そのたびに課金をしているとお金が追いつかなくなり、結果推し活疲れをしてしまいます。
事例3.推しの炎上発言
推しの炎上発言が原因で推し活疲れをする人も。いつものイメージとのギャップがある場合はそのギャップに気持ちが追いつかずに、推し疲れにつながります。推しが元からそういうキャラだったとしても、TwitterやInstagramが燃えている様子を見て自分のほうが疲れてしまうこともあるでしょう。
事例4.納得のいかない運営の方針
推し疲れには推しが原因ではない場合もあり、運営の方針への違和感もその一つ。オタクが「〇〇して欲しいのに!」「推しはそんなこと望んでない!」と思っても、すべてを決めるのは運営です。納得の行かない運営の方針に怒りをおぼえているうちに、「もう疲れた…」と思う人も少なくありません。
事例5.お金を積んでも報われない現実
お金をいくら積んでも報われないのがオタクのつらいところ。はじめは「推しのため!」と思って課金をしていても、そのうち「こんなに積んでるのに認知されない…」「積んでないファンとなにも変わらないのは病む…」と思ってしまう人もいて、そんな思いが強くなると推し疲れにつながってしまいます。
事例6.オタク同士のマウントの取り合い
オタク同士のマウントの取り合いが推し疲れの原因という人もいます。「ライブ当たった」「ファンサもらった」「認知されてる」など、いちいち自分との差を見せつけられては疲れてしまうのも当然です。
事例7.古参勢からなんとなく感じる圧
気性の荒い古参の圧に耐えきれなくなって疲れる人も。新規ファン=浅いと捉える古参もいて、ときにはマウントをとられることもあります。ファンの中での暗黙のルールは新規ファンにとって居心地の悪い圧でしかなく、推しのことは好きでも推すことに疲れてしまいます。
事例8.他のオタクより推しに貢献できてない無力感
他のオタクと自分を比べて「私は全然貢献できていない…」と考えてしまうことも推し疲れの理由の一つ。大量のグッズを買っていたり、全通していたりする他のファンを見て、圧倒されてしまうこともあるでしょう。
推し疲れの解決方法5選
推し活疲れを感じている人は無理に推しすぎなのかもしれません。推し活疲れに少しでも当てはまるかも、という方は以下の解決方法をチェックしてみてください。
解決策①「推しのために」自分の心を1番大事にする
推すことが義務になっていると感じる人は、少し推しから離れる方法をとってみましょう。きっとはじめはただ「好き」という気持ちで追いかけていたはずです。「〇〇しなきゃいけない」ではなく、自分のペースに合った推し活をすることで推し活疲れから開放されるでしょう。
解決策②積めないことに罪悪感を感じない
経済力は人それぞれであり、上には上がいるもの。「私はこれしか積めていない…」と罪悪感を感じるのではなく、あくまでも自分が払いたいと思ったもの、かつ払える範囲内で推し活を楽しむことが大切です。推しへの愛は、金額で決まるものではありません。
解決策③同担じゃなくて推しを見る
同担に悩んでいる人は、今すぐ視線を推しに戻しましょう。あなたが推しているのは同担ではなく推しであって、同担なんて関係ないはず。推しだけをまっすぐ見て、その他のことは気にしないようにしましょう!
解決策④デジタルデトックス
毎日たくさんの情報を追うことに疲れた人は、デジタルデトックスがおすすめ。推しの情報は、ファンサイト・Twitter・Instagram・TikTok・YouTubeなど多くの媒体で供給されると思いますが、それらを毎日すべて追いかけると推し活以外の自分の時間が犠牲になってしまいます。「◯時以降はもう見ない」などを決めて、無理のない範囲で推し活が楽しめるよう工夫をしましょう。
解決策⑤推しとの思い出に浸る
推し活疲れを感じたら、昔のグッズを出してみたり、昔の映像などを見てみたりして思い出に浸ってみるのも良いでしょう。「好き」という気持ちだけで楽しく推し活をしていたあの頃に戻るきっかけになるかもしれません。
まとめ:推し疲れしたときは自分のメンタルを1番大事に!
推し活はあくまで好きなアーティストを応援することであり、誰かと争ったり、誰かにやらされたりするものではありません。けれど、オタクを長く続ければ続けるほど、当初の目的とは違ってきてしまうことも…。
推し活疲れをしないためには、自分のペースで楽しむのがコツ! 自分のメンタルと相談しながら楽しく推し活を続けていきましょう!