自担ってなに？推しとの違いは？【オタクの基礎用語解説！】

このサイトの読者の方は毎日推し活を楽しんでいるという方がほとんどかと思います。

毎日推し活を行う中でよく聞く「自担」という言葉。なんとなく「推し」と同じような感覚で使っている言葉。だけど、この2つに明確な違いってあるの…？
今更聞けないそんな悩み、この記事で解決します！

そもそも自担って何を略したもの？と思う方も多いはず。自担とは、「自分の担当」を略した言葉で、男性アイドル界隈、特に元ジャニーズ事務所のアイドルのファンの中で使われていた呼称です。

「ユニットのなかで〇〇くんを担当して情報を集めるね！」というような考え方から「〇〇担(担当の略)」という呼び方が広まりました。

もちろん、好きにならないと応援はしませんよね。ですので、担当は1番好きな人を指します。自担とは「自分の担当」、つまり自分が1番好きな人を指す言葉です！

今ではオタクの間だけでなく、メディアなどの一般的なところでも広く使われるようになった「推し」という言葉。　

「推し」とは「他の人にすすめたいくらい好きなもの」という意味。

推しとは「(〇〇を)推す」という動詞が変化してできた言葉。推すというと、オタクの中ではもちろん応援する、ご贔屓にするという意味ですよね！ですが元々の意味として、推薦するだとか、強く勧めるという意味があります。ですので先述した「他の人に勧めたいくらい好きなもの」というように、オススメするというニュアンスが残っているんです。

「自担」と「推し」、どちらも好きな人がいて応援したり、グッズを集めたりするのは同じように思いますよね。ですが厳密にいうと意味が少し違います。

前述したように、推しには「他の人におすすめする」というニュアンスがあります。厳密にいうと推しは「他の人に良さを知ってほしい、見てみてほしい」のが推しアイドルです。

自担は1番好きであれば自担です。例えば、リアコで他の人に見てもらいたくない！と思っていても、1番好きなら担当ということになります。

このように、言葉の由来などを比べると推しと自担は全く違う言葉。ですが、今のオタク達の間ではほとんど大差のない言葉として使われています。

自分の1番好きが「自担」の人も「推し」の人も、みんな楽しく推し活を楽しんでいますよね♪テレビ番組や企業がオタク活動=推し活と代々的にアピール、浸透したため、「推し」という言葉のニュアンスが薄れて広まったようです。

区別がないならどっちかに統一しちゃえばいいのに！そう思った方もいるのでは？

使い分けに明確なルールはなく、強いて言えば細かいニュアンスが若干違う「自担」と「推し」。使い分けが難しいですよね。

基本的に「自担」はジャニオタさん達の間で使われることが多い言葉。

そのため、他のジャンルではあまり聞き馴染みがないかもしれません。

アイドルマスター(以下アイマス)とは正式表記はTHE IDOL M@STER、バンダイナムコゲームスがリリースしている育成シミュレーションゲームです。今年18周年を迎え、アイドルゲームの第一線を走り続ける大人気ジャンルです。

ゲームセンターのアーケードゲームからスタート。家庭用ゲーム機で大人気になり、さまざまな派生作品のあるゲームに成長しました。

スマホアプリでは今となっては当たり前の3Dライブを初めて取り入れた、シンデレラガールズスターライトステージなどがアイドルマスターシリーズに含まれます。

そんなアイマスは、自分が主人公としてアイドルのP(プロデューサー)となり、キャラを一人前のアイドルに育てていくゲーム。

アイマスのプレイヤーは、全員が推しのアイドルをこの世に送り出す、文字通り「担当プロデューサー」ということに。

あくまで自分はプロデューサーであってファンではない、という考え方。ですので、推しと言う言葉を使うことはほとんどありません。それぞれのキャラごとのファンの呼称が「(キャラ名)+担当プロデューサー」となっています。

いかがでしたか？

自担と推しの違いはなかなかオタク以外の人には伝わりにくい細かなニュアンス。ですが、しっかりちゃんと違いがあります♪

ですが、言葉は違うといえ自担も推しも好きな気持ちは同じです。これから先もぜひ今後も楽しく自担を応援する生活を続けていきましょう！