強火担って?今更聞けないオタクの基本用語を解説!
たくさんあるオタク用語。それぞれ微妙なニュアンスに違いがあり、使い分けに苦戦するかも。この記事では強火担に注目、解説します!
公開日:2024.04.07更新日:2024.04.07
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強火担って?普通の担当とは何が違うの?
推し活を行う上で、しばしば耳にする「強火担」という言葉。オタク同士の会話以外ではなかなか聞くことのない、いわゆるオタク用語です。
強火担という言葉、なんとなく雰囲気で使っているという方も多いのではないでしょうか?こちらの記事ではそんな「強火担」というワードにスポットを当て、解説していきます♪
強火担とは?
強火担とは普通の人よりも強い熱量で担当を推すオタクのこと。メディアなどで取り上げられる際は「熱狂的ファン」という言い回しをされることも。
後述するように、強火担にはいろいろなタイプがいますが、共通しているのは、推しのことを盲目的に好きでいるという点。自分の好きな人に大きな熱量を注ぎ続けることは意外と大変。強火担という言葉に尊敬の意味が込められているときもあればそうでない時も。
強火担は推しを盲目的に愛しているため、非オタやライトなオタクが見ると驚くような数のグッズを積んだり、議論に熱が入りすぎて言葉が強くなってしまうこともしばしば。
元々はジャニオタ用語
担、という言葉がつくため、察しの良い方は気付いてるかもしれませんが、元々はジャニオタの間で使われていた言葉。
今はジャンルの垣根を越え、二次元やK-POPでも使われるように。ですが強火「担」はやはりジャニオタ用語。二次元では強火オタク、K-POPでは強火ペンといったように、それぞれのワードに変化。どれも意味は同じです。
同担拒否との違い
強火担=同担拒否というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ですが、全くそういうわけではありません。
同担拒否とは、担当が同じ人とは関わりたくない、という意思表示の言葉。同担と自分を比べて嫉妬するのが嫌など、色々理由はあります。
もちろん、強火担の中には同担拒否の方もいます。ですが、同担歓迎で推しのいいところを語りたいたい、推しをもっと世界に知ってほしいという方もたくさんいるのです。
強化担=同担拒否というわけではないので、その点は注意が必要です。
悪いイメージがある?
オタクの中には強火担=怖いと思っている方もいるようです。強火担は基本、盲目的に推し活を行なっています。強火担の中には盲目がすぎるあまり、言動がエスカレートし、トラブルになる方もしばしば。中には「私はこんなに推しに時間とお金を使っている!」と他の人にマウントを取ったり、共演者に嫉妬して誹謗中傷する方も。そういった人は悪い意味で目立ってしまいますので、強火担は怖い、というイメージにつながります。
ですが強火担全員がそういった方ばかりではありませんので、ぜひマイナスイメージのフィルターを取り払って、推し活の輪を広げてみてください♪
強火担には色々なタイプが!?
一言で強火担といっても、さまざまなタイプがあります。こちらではそんな強火担の特徴の一例をご紹介。
推し全肯定
推しのことは全肯定の盲目タイプ。バラエティで噛んでも、ダンスを間違えてしまっても、なにもかもが可愛い♡と許してしまうタイプです。
行きすぎると、万が一推しが社会的に問題な行動を起こしてしまったときも「きっと事情があったはず…なら仕方ないよね!」という考えになり、周囲の反感を買ってしまうこともあるので注意が必要です。
リアコ・夢女
推しを恋愛目線で見るリアコ。リアコとは「リアルに恋している」の略語。二次元だと夢女・夢女子と呼ばれます。
基本的に同担は恋愛のライバル的存在のため、同担拒否の方が多いです。恋は盲目なんて言葉があるように、時として周りが見えなくなってしまうことも。
古参
推しや推しのユニットがデビューする前・人気になる前から支え続けてきた、昔からのファン。推しからすればありがたい存在ですよね。
ですが、「新参ファンのくせに語らないで!」とか「昔○○だったの知らないんだ」など、新規ファンに対してマウントをとる人も。このような古参アピールといわれる言動は、SNS上でもウザいとネガティブなイメージに。
とはいえ、「こんなに素晴らしいものを私はいち早く見つけてたんだよ!」と自慢したい気持ちはわかります。ですが自分から言ってしまうと周りの反感を買ってしまうので心の中に留めておくのがベターです。
好きな気持ちはみんな同じ♡みんなで楽しく推し活しよう!
いかがでしたか?
怖いとか、付き合うと面倒だとかマイナスイメージを持たれがちな強火担。推しが好きすぎるあまりに周りがみえなくなり、自分と推し中心な言動がつい出てしまう…といったイメージがあるのかも。
とはいえ、優しい強火担だってたくさんいます。絶対に強火=マナーのなってない自己中なオタクなんてことはありません。
強火担の方もそうでない方も、楽しく推し活するのが1番!同じものを好きなファンである以上、きっと趣味はあうはずです♪
ぜひこの機会にネガティブなイメージを取り払い、ファンのコミュニティの輪を広げてみるのはいかがでしょうか?