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自己顕示欲の特徴!承認欲求との違いって何?

承認欲求や自己顕示欲といった言葉は、身近でありながら何となく使っている方も多いのではないでしょうか?今回は承認欲求と自己顕示欲について、分かりやすく深堀していきます。自己顕示欲との上手な付き合い方も紹介しているので、参考にしてみてくださいね!

更新:2024.04.17公開日:2024.04.22

自己顕示欲って何だろう?

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自己顕示欲を簡単にいうと、自分に注目してほしいための言動を指します。

誰でも持っている感情ですが、ここでポイントになるのは2つ。
①必要以上の自己アピール
②すごいね!待ちの欲しがりであること 

です。

そもそも「顕示」の意味を調べてみると「分かるようにはっきりと示すこと」と意味が出てきます。他人に自分を示したい欲求の強さが、よく分かりますね。

では、よく耳にする承認欲求とは何が違うのでしょうか。次の章から、更に詳しく解説していきます。自分がどちらに当てはまるか、気になる方はぜひ最後までお読みください。

承認欲求と自己顕示欲の違いは?

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2つの特徴をかみ砕いて解説すると、承認欲求が受動的であり、自己顕示欲が能動的といった違いが見られます。

承認欲求:他人に評価されたいけれど、受け身であることがほとんど
自己顕示欲:自慢話などをして、自ら評価されるために行動する

という具合に、似た意味で使われる場面が多い言葉ですが、思考が行動に影響されているのは一目瞭然でしょう。

認められさえすれば満足な承認欲求に対して、自分に注目して欲しい自己顕示欲は、特にSNSにたくさん存在します。なぜなら、現実では言えないような自慢やマウントも、SNSなら容易だから。

いつも外食していたり、ハイブラを買っていたり…実際に会って話すと悪い人じゃないけど、SNSではちょっと嫌味な感じ。という方がいたら、自己顕示欲の高い人かもしれません。

自己顕示欲が強い人の特徴

ここでは自己顕示欲が強い人に多い特徴をお伝えします。自分や周りの人を思い浮かべながら読むと、新しい発見があるかも♪

他人の評価ばかり気にする

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自己顕示欲が強い人は、他人からの評価を非常に気にします。自分が中心でありたい、他より優れていると思われたい。と考え、注目されるのを好みます。

承認欲求と違って、自ら評価される為に積極的に行動するのが特徴です。

自分アピールが好き

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自慢話やマウントが好きで、自分アピールが得意です。なぜなら会話のなかで、自分が注目されたい部分を切り売りしているから。本人は気付いていなくても、周りはうんざりしているかもしれません。

自分の価値を認めてほしいから、自分より低いカーストを作りたがるのもありがちです。共感よりも自己主張を優先していて、悪意がない場合も。

虚言壁がある

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注目されて評価に繋がるなら、虚言も難なくこなします。悪く言うと嘘、よく言うと演技派です。

自分の欠点を隠し、完璧に見せたいという内面の表れと言えます。注目を集める為に手段を選ばない為、振り回されないように気をつけましょう。

協調性が乏しい

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物事を自分中心で考えるので、他人に興味を示さない傾向が強いです。自分以外の誰かが喋っていても、会話の内容を奪って自分の話題にすり替えたり、空気が読めない発言をしたり。

例えば、友達が旅行に行って楽しかった。という話しをしているときに「でもあそこって虫多くて無理~」などの発言で場を凍らせることも。協調性が低く、自己中心的になりがちです。

自己顕示欲はなぜ起こる?

ここからは自己顕示欲がなぜ起こるか、その隠れた心理を見ていきます。自己顕示欲に心当たりのある方は、自分がどのタイプか考えながら読んでみてください。

自信がないから

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自己顕示欲が強い人は自分の話ばかりしているので、意外かもしれませんが自信がない人も多いのです。

自慢話やマウントをする人は、自己肯定感が低く周りには自分より優れている人が多いと感じています。コンプレックスを隠したいからこそ、必要以上に自分を良く見せようとするのです。

人付き合いに不安がある

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自己顕示欲が強くなる要因に、人付き合いがうまくいっていないことが考えられます。

例えば仕事の忙しい恋人に合わせて我慢しているのに、ケンカばかりしてしまうなど。自分の価値が低く見積もられている気がして、自己顕示欲が強くなります。

育ちや環境の影響

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愛情不足を経験してきた人は、構って欲しい要素が強くなりがち。自分を見てほしい!と思いながら、幼少期を過ごした可能性があります。

自分が凄いと思えるできごとがないと、他人からの愛情や評価を受けられないと感じます。

自分の自己顕示欲との付き合い方

マイナスなイメージばかりを持たれがちな自己顕示欲なので、コントロールできたら良いな。と思う人もいるかもしれません。克服は難しいですが、上手に付き合っていく為に意識できるコツをお伝えします。

人に親切にしてみる

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承認欲求と自己顕示欲は別のものですが、評価されたいのは同じ。小さなことでも良いので、人に親切にしてみるのがおすすめです。

ありがとうと言われれば、承認欲求を高めることができるうえに、人間関係も円滑に動くかもしれません。困っている人を助けられるなら、他人にも興味を持てている証拠と言えるでしょう。

自己肯定感を上げる

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自己肯定感を上げると、他人からの評価に左右されにくくなります。なぜなら自分が自分を認めているから、他人にどう思われようと関係ないんです!

自己肯定感を上げる為に、ポジティブな人や否定しない人と行動するのが良いでしょう。また、他人と自分を比較しないのも大事です。

自己顕示欲は長所でもあることを理解する

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ここまで見てきて、自己顕示欲に対するイメージがあまり良くないことが分かります。ですが、短所は長所という言葉があるように、見方を変えれば自己顕示欲は長所にもなるんです!

具体的には
・自分の意見を言える
・目標と行動力、意志の強さ
・モチベーションが高い などが挙げられます。

ポテンシャルが高く、目標達成までの努力ができる人でもあります。

他人と距離をとる

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自分自身で自己顕示欲が強いと感じているなら、自ら距離を保つのもひとつの手です。

負の感情を持ち合わせているケースも多い為、他人からの評価を気にして病んでしまうことも。

自分のことを嫌になりそうならSNSから離れ、学校や職場から直帰して自分が心地よく過ごせるように工夫しましょう!

自己顕示欲が強いのはマイナスばかりじゃない

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いかがでしたか?この記事では、承認欲求や自己顕示欲について詳しく解説しました。また、自分が自己顕示欲が強い場合の、上手な付き合い方もお伝えしています。

自己顕示欲が強い人は、マイナスなイメージと並行してプラス面もたくさん!意思の強さは目標を達成するための強みになりますし、自分の考えを明確に表現できるのも魅力でしょう。

例え自己顕示欲が強い傾向にあっても、認めて受け入れるのが大事。他人にしんどい思いをさせないように気を付けながら、自分を大事にしていきましょう!

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