毎日推し活を行う中でよく聞く「リアコ」という言葉。似たような言葉で「ガチ恋」という言葉もありますよね。

この2つの言葉、なんとなく使ってるんだけどそれぞれどういう意味でなにが違うの…？
この記事ではそんな疑問を解決すべく、ご説明します！

リアコとは「リアルに恋をしている」という意味のオタク言葉。動詞としても名詞としても使われているスラングです。

リアコの方は推しのことを恋愛対象として見ており、ファンと推しという関係を越え、恋人の関係になることを強く望んでいる人も。

基本的に女性ファン→男性の芸能人への感情に対して使います。

一方、ガチ恋とは「ガチの恋をしている」という意味のスラング。実はリアコとは同義なんです。
ガチ=本気な恋愛もリアルな恋愛と同じ意味ですよね！

ですが大きな違いとして、こちらは男性ファン→女性の芸能人への感情に対して使われます。今では意味が広がり、女性オタクのガチ恋勢もいますが、元々は男性オタクの間で使い始められた言葉です！

もう一つ、推しに恋愛感情をもっているとされるのが夢女子(ゆめじょし)の方々。こちらはアニメやゲーム、マンガの登場人物が相手。いわゆる二次元界隈で使われる言葉です。

二次元オタクの中では二次創作と呼ばれる、公式の設定を利用してさらにイラスト・小説・漫画などを作成する活動が活発。その中に夢小説という、キャラクター×自分の恋愛物語を小説として執筆するという活動が。夢小説のヒロインのように、キャラクターと恋愛している女子は夢女子と呼ばれています！

リアコ女子はなれるなら自分が推しにとって特別な女の子になりたいと思っています。なので、同担=全員がライバルという思考になりがち。

例え相手が同担歓迎だったとしても、ファンサをもらって喜ぶ姿を見るなどすると嫉妬してしまうので、トラブルを避ける意味でも同担拒否の方が多いです。

推しがドラマや映画の活動を勢力的に行なっている場合にあるのですが、キスシーンやベッドシーンは絶対に見られない！という方。

確かに、自分の片思いの相手が他の女性とラブシーンしているのなんて、辛くて見てられないですよね。

リアコ女子は、自分が彼女になりたい、特別になりたいという思考が強い傾向にあります。なので、先述したように同担拒否も多いですし、熱量も高い方が多いので強火思考になりがち。

強火がみんなリアコなわけではないですが、リアコ女子と強火担の考え方は似通った部分があるように思います。

リアコ枠という言葉は聞いたことありますか？この言葉はリアコとして好きな男性の他に推しもいてる時に使います。
「〇〇くんはリアコ枠だけど、△△くんは推しなんだ〜！」というような使い方をします。この場合は〇〇くんは恋愛的感情で好きだけど、△△くんは恋愛関係なく、ファンとして特別に応援したい！というような意味になります。

好きで熱が上がりすぎて周りを見失ってしまい、うっかり自分と推し中心な言動が出てしまう…なんてことも。

気付かぬうちに周りの人や周りの推しを傷つけてしまい、思わぬトラブルに発展しないよう、熱くなりすぎないことも大切です！

中には、共演者へ嫉妬するあまり、アンチコメントなどを投稿してしまう人も。芸能人といえど、私達と同じように、心ないコメントには傷つきます。もちろん、同担への悪口もご法度です。

それに、どんな人にとっても人を傷つける人の印象は良くないですよね。推しにとっての印象も悪くならないよう、過度な嫉妬はNG。
せっかくであれば推しの仕事の幅が広がることを一緒に喜んであげたいものですね。

推しに一途な愛を注ぐリアコ女子。万が一の推しの熱愛報道や、他のファンへのファンサービスなどで傷ついてしまうかも。一生懸命愛しているからこそ、推しに裏切られたような気持ちになって辛くなってしまうかも。

もし、そうなってしまったら、しばらく推し活を離れてみるのがいいかもしれません。SNSから離れるデジタルデトックスなどもおすすめです。

いかがでしたか？
聞く機会も多いリアコやガチ恋。どちらも推しを恋愛対象として好きでいる人たちのことで、ほぼ同義です。自覚がないだけで、実は自分もリアコだった！という方も中にはいるかもしれません。

トラブルが多いイメージもあるリアコ女子ですが、ひとえにまっすぐな推しへの愛から。ですがたまには自分を見つめ直すのもいいかもしれません。あなたが批判しようとした方を、あなたと同じように愛している人だっています。

とはいえ、人を愛せることは素晴らしいことです！これからも自分らしく、推し活を楽しんでいきましょう♪